☆評価☆ | 名前/タイトル | 歌/曲 | 年代 |
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☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ | パーマン (第1作) [アニメ:全108話] | すてきなパー子 | 1967年 |
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ | パーマン (第1作) [アニメ:全108話] | ぼくらのパーマン | 1967年 |
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ | パーマン (第1作) [アニメ:全108話] | パーマン2号はウキャキャのキャ | 1967年 |
パーマン |
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『パーマン』は、藤子不二雄名義で執筆された日本の漫画作品、テレビアニメ、作中で主人公達が変身するヒーローの名称である。 == 作品概要 == 冴えない小学生・須羽ミツ夫がある日、宇宙人からもらったパーマンセット(マスク、マント、バッジ)を装着すると怪力や空を飛ぶ能力などを授かり、その力を生かして正義のヒーローになるという物語である。超人であるという秘密を持つ少年の葛藤、その矛盾に立ち向かう強さ、本当の正義とは何かを、独特の藤子ギャグで描く、藤子の代表作のひとつ。 1966年から2年間(以下、「旧作」)、1983年から3年間(以下、「新作」)の2度にわたり漫画が連載され、それぞれ同時にテレビアニメも作られた。2003、2004年にも劇場アニメ映画化された。 1966年の旧作は『オバケのQ太郎』後継作品として漫画連載とアニメ放送がセットで企画され、新作漫画の連載開始から5か月後にアニメ放送も開始された。1983年の新作はアニメ『忍者ハットリくん』(安孫子単独作)の放送枠移動に伴い、後番組アニメとして白羽の矢が立ったことにより、新作漫画の連載とアニメの放送がほぼ同時(1か月の差)に開始された。どちらも漫画連載とアニメ放送が連動して開始しているため、「人気漫画がアニメ化された」等の表現は厳密な意味では誤りになる。 旧作漫画ではギャグ作品を基本としつつ、水爆、国際軍事、エベレスト遭難等を扱ったシリアスタッチなエピソードも見られる。 新作漫画では、世界的陰謀にシリアスに立ち向かうエピソードよりも、パーマンの能力を生かしつつ各キャラクターに焦点を合わせたエピソードに重点が置かれた。 悪役は単なる泥棒から、特殊な攻撃でパーマンを倒す者までバリエーションに富んでいる。 藤本いわく、普通の小学生の男の子がマスクをかぶってパワーアップするという設定は、安孫子が執筆した漫画作品『わが名はXくん』や『マスクのXくん』が下地になっているという。 また、パーマンのマスクのつばの跳ね返りは、子供|幼児の上唇を模したものだという。このマスクの形状が子供達に幅広く受け入れられた要素だと、作者は分析している。 旧作はパーマン2号、スーパーマン、カバ夫、サブ、2号のママらの作画を安孫子が担当した合作(藤本がメインで執筆し、安孫子が一部のキャラクターのみ作画)。藤本が藤子・F・不二雄として活動した期間(独立後から死去まで)にはパーマンの漫画作品は1話も執筆されておらず、この期間に限ればアニメも制作されていない。独立後は権利上の都合で「パーマンは藤子・F・不二雄作品」として扱われているが、歴史的な実情としては「パーマンは藤本がメインで執筆した藤子不二雄作品」である。 安孫子が執筆した随筆|エッセイなどのタイトルとしても使用されている(「パーマンの指定席」や「パーマンゴルフ」、「PARマンの情熱的な日々」など)。これらの作品では「パーマン」は安孫子を表すあだ名として用いられている(ゴルフ用語「パー」、安孫子が敬愛するゴルファー「アーノルド・パーマー」、パーマンの作者であること等をもじっている)。 忍者ハットリくんとパーマンが共演した映画の原作漫画を、安孫子が執筆している(映画の項目を参照)。 藤子不二雄率いる草野球のチーム名は『パーマンズ』だった。 3度にわたるアニメ化の機会に恵まれたにもかかわらず、原作漫画最終回の「ミツ夫がスーパー星(新作ではバード星)に旅立つ」内容が完結エピソードとして描かれたことがない。厳密にはその内容を翻案した回がアニメ第2作にあるが、#アニメ第2作バード星への道|後述のように原作漫画とは結末が異なる。 漫画「わが友「有名人」」(1969年)は、有名人にコピーロボットの鼻を押させて子供たちの前へコピーを連れて行くという話で、野球選手の「巨神軍の玉選手」(王貞治のパロディ)「ジャイアント加馬」(ジャイアント馬場のパロディ)などが登場する。 ウィキペディア(Wikipedia) |