福山芳樹 |
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『マクロス7』の主題歌・吹き替えボーカルに起用されたのをきっかけに、数々のアニメのオープニング曲やエンディング曲を担当する。 == 経歴 == 学生時代より「他」、「ダルトン興業」、「黄連雀」、「ドクターエロス」、「THE MAMMY ROSE」、「MISTY MIND」などのバンドで活動する。 1988年、幼なじみである古屋敏之と2人で始めたバンド「MAPS」をきっかけにHUMMING BIRD (バンド)|HUMMING BIRD(ハミングバード)を結成。当初はギター2人、ベース、ドラムという4人編成で活動していたが、ギター、ドラムが脱退し、サポートメンバーを含めての活動が続く。 1990年「AXIA|AXIA・ミュージック・オーディション」にて歌部門最優秀賞を受賞し、これをきっかけに1991年5月21日にメジャーデビュー。それ以前は、数々のアルバイトや、ヤクルト本社|ヤクルトでトラック配送の仕事をしたり、古屋とともに地図製作会社に勤務しながら音楽活動を続けていた。 1992年、サポートドラマーであった麻生祥一郎が正式加入し、ロックトリオバンドとして活動を活発化させる。 1994年、バンド活動のなか、アニメソングの製作も手がけていた中村裕介の推薦を受け、製作会社の選考を経て、福山単独でテレビアニメ『マクロス7』の主題歌、吹き替えボーカルを担当する。放送開始当初、主人公である熱気バサラのボーカルを福山が担当していることは公表されておらず、1995年5月21日、日本青年館で開催されたイベントに、ヒロインであるミレーヌ・ジーナスの吹き替えボーカルを担当するチエ・カジウラとともに出演。ここで初めて、いわゆる「歌バサラ」であることが公となる。 同年6月7日にFire Bomber|FIRE BOMBER名義でアルバム『LET'S FIRE!!』をリリース。このアルバムは、第10回日本ゴールドディスク大賞のアルバム賞(アニメ部門)を受賞。その後、FIRE BOMBER名義、HUMMING BIRD名義のシングルおよびアルバムを数枚リリースする。 2000年5月、Shibuya O-EAST|渋谷ON AIR EASTでのライブを最後にHUMMING BIRDを解散。その後、ソロとして弾き語りやバンドによるコンサート、ツアーミュージシャン、レコーディングセッション、レコーディングプロデュースなど幅広く活動する。 File:JAM Project 20081031 Chibi Japan Expo 010.jpg|thumb|] 2003年3月、JAM Projectに加入。10月には初のソロアルバム『叫ぶ男の肖像』をリリースし個人活動を活性化。ソロ・JAM Project双方でのライブ活動はアジア、アメリカ、ヨーロッパなどへも広げている。 ソロ名義として、テレビアニメ『OVERMANキングゲイナー』『武装錬金』『仮面のメイドガイ』、PCゲーム『置き場がない!』『放課後の不適格者』などの数々の作曲・歌唱を担当。『武装錬金』のオープニング主題歌となった「真赤な誓い」は、原作者の和月伸宏および監督の加戸誉夫からの指名によるものであった。 2011年5月、デビュー20周年ツアーを行う。最終日の5月22日、Shibuya O-EASTでの公演には古屋が参加し、一夜かぎりのHUMMING BIRD再結成となった。また、このツアーからイーエスピー|ESP製のバサラギター(2代目)が使用された。 2013年2月11日の大阪城ホール、2月24日の横浜アリーナで開催されたJAM Projectの公演「THE MONSTER'S PARTY」にて、実際のステージでは初のドラム演奏を披露する。事前にランティスから電子ドラムを借り、麻生によるレクチャーを受けて特訓。サージェント・ペパー風の衣装をまとい、満員の観衆を前に演奏を行った。 2014年11月1日、所属事務所をスリーナインから、旧知の仲である寒河江康隆が設立したMOJOSTに移籍。 2015年3月18日、ランティスよりアルバム『マグノリア』を発表。 ジャルジャル・倉本美津留とともに「モジャモジャルジャル」を結成し、2016年11月28日にオリジナルソング集『ジャル歌全集』の配信を開始。12月にはライブを行った。 2017年4月1日、旧知の福山竜一とW-FUKUYAMAを結成。ライブや配信など精力的な活動を行っている。 ウィキペディア(Wikipedia) |