坂本美雨 |
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『タモリだよ!』p.165、ソニー・ミュージックソリューションズ、1981年。ISBN 978-4789700030。父方の祖父は編集者の坂本一亀。 イエロー・マジック・オーケストラ|YMOの楽曲「浮気なぼくら#曲解説|ONGAKU」(作詞・作曲は父の龍一)は、当時3歳の美雨が音楽と触れ合う様子を父がしたためたものである。 9歳だった1990年(平成2年)には家族でアメリカ合衆国・ニューヨーク州に移住し、高校卒業まで同地で過ごしたため、英語と日本語の二言語話者|バイリンガルである。高校時代には美術を専攻していた。名前の「美雨」は、突然変異を意味する英語「ミュータント (mutant) 」に由来し、父の龍一が命名した。初恋の人は両親の友人であったロックバンド「ジャパン (バンド)|ジャパン」のボーカリスト、デヴィッド・シルヴィアン。初めて買ったCDはTM NETWORKの『JUST ONE VICTORY』だった。 16歳だった1997年(平成9年)から日本での音楽活動を開始。は東京都在住であるが、母親の矢野顕子がニューヨーク在住であることから、マンハッタンの母の住まいを「実家」と称し、度々行き来していることを自身のブログで明かしている。北京、上海、韓国での演奏会|ライブ経験もある。 大の映画好きであり、新作映画への推薦コメントや批評の執筆も行っている。演劇、ダンス好き、読書家にして愛猫家。また旅好きでも知られ、これまでカナダのソルトスプリング島、中国(北京、上海、杭州、大連、桂林、香港)、モルディブ、南アフリカ共和国|南アフリカ(ケープタウン、ヨハネスブルグ)、アイスランド、ロンドン、パリなど様々な都市へ出かけたほか、シベリア鉄道に乗り3週間旅したドキュメンタリーが放送されたことがある(なお、坂本は自らいわゆる「鉄子」であると称している)。さらに演劇への造詣も深く、舞踏全般、主にコンテンポラリー・ダンスや暗黒舞踏を鑑賞する。 自身の「声を楽器として」さらに意識した楽曲制作、コンサート活動を行う(インタビューより)。おおはた雄一とのユニット『おお雨』としても活動する。THE JETZEJOHNSONの藤戸じゅにあとのエレクトロユニット『NAKED LAMP』や、サカモト教授との『サカモト兄妹』など、コラボレーションも多数。Salyu、映画『イノセンス』サントラなど他アーティストへの歌詞提供も行う。演劇の舞台出演やダンス公演なども行い『音楽劇ファンファーレ』ではメインのファーレ役を務める。 熱心な愛猫家であり、猫の「サバ美」を飼っている。2013年のベストアルバム『miusic』のジャケットにサバ美が使用されている。「FreePets〜ペットと呼ばれる動物たちの生命を考える会」のメンバーとして、また一般社団法人「ランコントレ・ミグノン」のボランティアとして動物愛護活動も行い、東日本大震災の被災動物の救援活動にも携わる。 ウィキペディア(Wikipedia) |