南里侑香 |
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『Mainichi INTERACTIVE』 2000年7月28日。8歳、合唱団の知人らと家族ぐるみで芝居を観劇するようになり、その時観たファミリーミュージカルに衝撃を受け自らも舞台に立ちたいと願うようになる。家族を説得し10歳でオーディションを受けスペースクラフト|東京児童劇団に所属。 1996年、ミュージカル『グッバイガール|THE GOODBYE GIRL』ルーシー・マクフェダン役で12歳にして念願の初舞台を踏む。1997年、南青山少女歌劇団に7期生として入団。2000年以降頭角を現し、2001年の卒団までに主演3作、劇団の中心メンバーとして活躍した。2001年、スペースクラフトに緒方恵美とホーリーピーク|堀尾裕樹が移籍してきたことにより声優部門が開拓される。この時南里は舞台経験者でキャストが固められた『パワーパフガールズ』日本語吹き替え版の主役の一人の座を射止め、声優としての第一歩を踏み出す。FictionJunction YUUKA名義でのデビューとなったこの楽曲は公称20万枚のヒット作となり、南里のプロ歌手活動のきっかけとなっている。梶浦は南里の初主演作品で組んだ際「なんて悲しい声なんだろう!」という印象を持ったといい、更に後年には「真ん中にある芯に、ギューっと音が集まっていく、日本語を乗せるための細かく刻むメロディーが歌える声」と評した、以降一切の活動を休止した。解散の理由は明言されていないが、関連する事実としてサイトロン・デジタルコンテンツのtiaraway担当プロデューサー志倉千代丸と担当ディレクター斎藤滋が直後に同社を退社していることが挙げられる。志倉はtiarawayに関し、「正直、心の底から解散したくなかった」と後年になり語っている。一方、声優としては第59回毎日映画コンクールアニメーション映画賞を受賞した2004年公開作品『雲のむこう、約束の場所』でヒロインの沢渡佐由理役を演じている。作品を手掛けた監督の新海誠は、デモテープを多数聞いた中から第一希望で南里に出演依頼を出しており、その理由について「手の届かない、初恋の象徴のようなイメージにぴったりだった」と語っている。また、「サユリは南里さんに演じてもらうことを前提に、本編のキャラクターをつくった」とも述べている。2009年、ソロシンガーとしての継続的活動を開始アルバム2枚をリリース。2014年、自身のブログで結婚を発表、その後も芸能活動を継続している。 ウィキペディア(Wikipedia) |