分島花音 |
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『侵食ドルチェ』が2009年2月に発売された。さらに同作のヨーロッパでの先行発売、およびフランスでのライブ・イベントへの出演など、海外へ進出する機会も多くなってきている。 2009年8月9日にShibuya O-WESTで初のワンマン・ライブ「絵画的音楽会」を行う。ライブでは3面のチェロを使い分けて演奏した。 なお、Manaによるトータルプロデュースは1stアルバムまでである。2ndアルバムは8曲をプロデュースしている。以降はManaによるプロデュースは終了。 2011年9月、セルフプロデュースによるコンセプト・ワンマンライブ『The strange treat!』を開催。アルバム収録曲の他、学生時代から自身が作詞・作曲してきた未音源化楽曲を披露した。 『私は「シンガーソングライター」としてセルフプロデュースできるアーティストとして頑張っていくのが、オーディションを受けたときからの目標であり、夢でした。』と自身のAmebaブログで述べているように、デビュー当時のプロデュースによる世界観とは違った分島自身の独自の表現で現在は活動している。 同ブログでは『ロリータも大好き!でも、大好きな物はもっといっぱいあって自分の芸術をみなさんに楽しんでもらう上で、既存のアイテムやイメージだけでは伝えきれない事が多過ぎて、自分の表現したい物、好きな物、好きな音楽を、1から手作りで、既存のイメージに頼らないで作ろうと決めました。』とも語っている。現在の楽曲は作詞・作曲とも分島自身が行っている。ちなみにシンガーソングライターを目指す前は作曲家になりたかった。 コンセプトライブではシンガーソングライターのsugarbeansがバンドマスターを担当していることが多い。以前はカラオケ音源とチェロの生演奏によるライブであったが、コンセプトライブ以降ではチェロとともにバンド等の生演奏にこだわって様々な楽器のサポートメンバーを迎えてライブを行っている。 2012年10月にはHALLOWEEN JUNKY ORCHESTRAの一員としてVAMPS主宰のハロウィンライヴイベント『HALLOWEEN PARTY 2012』に参加した。きっかけは hydeが分島のデビューシングルCDを聴いて知っていて、2009年に分島自身のアメリカでのOTAKONイベントのためボルチモア滞在中に偶然VAMPSもアメリカツアー中で、ボルチモアにいたhydeと会う機会があって話をしたことである。その後、同年の彼のハロウィンイベントに出演した。 2013年12月18日発売のhideトリビュートアルバム『hide TRIBUTE VI -Female SPIRITS-』に「Beauty & Stupid」で参加。原曲とは違ったジャズアレンジによる仕上がりとなっている。 2012年以降、アニメのテーマ曲に携わる機会が増え、アニメやアニソンファンにもその存在を知られるようになる。 また、作家として多くのアーティストに作詞や作曲などで作品を提供する活動も増える。同時に、自身の作りたい音楽も作り続けコンセプトライブを開催し様々な音楽を披露している。 2019年6月2日に開催されたワンマンライブ『DECADE』にて、アーティストとしては事務所を離れてフリーになること、秋頃から約1年半ロンドンで生活することを発表。ワーキングホリデーでの滞在である。あくまで創作活動はその間も続けることを明言。作家としては引き続き事務所に籍を置く。 2020年2月29日よりエンターテイメント特化型情報メディア『SPICE』にてロンドンでの生活などを綴った月一回の連載コラム『分島花音の倫敦philosophy(ロンドンフィロソフィー)』が始まる(全12回)。 ロンドン滞在中には路上ライブをしたり、新曲のレコーディング、ライブハウスでの演奏などの活動をしている。 2020年末にロンドンでの生活を終え日本に帰国。日本での活動を再開する。 ウィキペディア(Wikipedia) |