☆評価☆ | 名前/タイトル | 歌/曲 | 年代 |
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☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ | アサシンズプライド [アニメ:全12話] | Share the light | 2019年 |
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ | アサシンズプライド [アニメ:全12話] | 異人たちの時間 | 2019年 |
アサシンズプライド |
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『アサシンズプライド』(ASSASSINS PRIDE)は、天城ケイによる日本のライトノベルおよびそれを原作とするメディアミックス作品。イラストレーション|イラストはニノモトニノが担当している。略称は「アサプラ」。富士見ファンタジア文庫(KADOKAWA)より2016年1月から刊行されている。 第28回ファンタジア大賞「大賞」受賞作。2022年2月時点で小説とコミカライズを合算したシリーズ累計部数は120万部(電子版含む)を突破している。 2019年10月から12月までテレビアニメが放送された。 == あらすじ == ; 世界観 : この世は太陽や月がなく、自然の光が伝説として語り継がれている暗闇の世界。そして、暗闇の中で人は生きることはできない。そんな世界にたった一つの光があった。人類最後の砦であり生命線である都市国家フランドールは、いわば大地に突き立てられた巨大なシャンデリア。キャンベルと呼ばれる超規模のガラス容器の群れによって、人為的に灯かりを得ることを可能としている。国家は特権階級の住む聖王区を取り囲むように24のキャンベルが密集している。マナという概念が存在し、能力を持つものは貴族階級として特別視されている。フランドールの外側を取り囲む暗闇「夜界」は呪われた夜といわれ、その領域での生息を可能とする生物はランカンスロープと呼ばれており、謎に包まれている。 ; 小説第1巻 『暗殺教師と無能才女』 : 貴族の家に生まれながらマナを発現できずに無能才女とあだ名されていたメリダ=アンジェル、その原因に三大騎士公爵家の血を持たない亡き母親の不倫が疑われていた。そこで、メリダの母方の祖父モルドリュー卿の依頼を受け白夜騎兵団から派遣された一人の17歳の青年は、メリダを騎士公爵家にふさわしい人材に育て上げる家庭教師となってほしいという内容の依頼を上司から提示される。青年は上司である男と共に不倫相手と見られる男のもとを訪れるが、既に彼は何者かによって尋問・殺害された後だった。その何者かと遭遇した青年は交戦するも取り逃がしてしまう。 : その後、青年は屋敷に到着すると屋敷のメイド長エイミーと2人のメイドに迎えられ、事前に用意していたクーファ=ヴァンピールという偽名で自己紹介し、メリダと初対面する。クーファは付き人としてメリダの通う聖フリーデスウィーデ女学院に同行し、メリダが同学年のネルヴァ=マルティーリョ達にマナを持たない理由でいじめられていること、既に聖騎士の位階に目覚めている分家のエリーゼ=アンジェルと仲たがいしていること、練武場のテストでの無様な姿を目の当たりにする。一日を通して、周囲に蔑まれるメリダを見るに堪えたクーファは、二つ目の任務であるメリダ暗殺を遂行しようとするが、ランカンスロープに嬲られながらも両親の子供だと証明するため助けも呼ばないメリダの姿に心を動かされ、自分のマナをメリダに移植させ侍のマナ能力者として覚醒させる。クーファは自分がメリダに肩入れしていることをクライアントや白夜騎兵団に隠し通し、かつメリダには自分が暗殺者であると悟られずに公爵家にふさわしいマナ能力者に育て上げるという使命を背負うこととなる。 : 翌日、二人はエリーゼとクーファと同じ時期にエリーゼの家庭教師となったロゼッティ=プリケットと遭遇する。学期末公開試合一回戦でメリダは練習の成果を遺憾なく発揮し、ネルヴァと一対一の真剣勝負で勝利、聴衆を大きくどよめかせた。ネルヴァはメリダの実力を認めこれまでの事を謝罪し、関係性を改善する。次の試合では、エリーゼのユニットと当たり、敵味方を無視して大燭台を鎮火したエリーゼにより完敗に終わる。 : メリダとエリーゼは試合での戦績を讃えられ、サークレット・ナイトの優秀な生徒だけが選ばれるパレードに招待される。パレード開始前、メリダとエリーゼが人込みから離れ二人きりになったところを、メリダの位階に気づいたモルドリュー卿の差し金により派遣された黎明戯兵団のウィリアム・ジンを筆頭とする集団が連れ攫う。メリダの母の不倫相手を殺害したのは彼の仕業であった。ジンはエリーゼのマナをメリダに移植するべく位階変異術を執り行おうとするが、メリダの潜在能力に脅威を抱き、排除しようとする。その最中、お嬢様二人の行方不明を聞き駆け付けたクーファとロゼッティが阻止に現れる。二人の一体となった連携攻撃が、取り巻きのランカンスロープを一蹴。クーファは口封じのため、その場から立ち去ったジンを見つけ出し戦闘を開始。ホーンテッド・キマイラもジン側に加わった2対1での戦闘で満身創痍となるも、隠された吸血鬼の力を解放したことでキマイラを撃滅し、ジンを萎縮させ、嘘の報告書を依頼者に送るように指示した。 : 一件の後、クーファはメリダを誰もが認める能力者へ導くと約束する。 ; 小説第2巻 『暗殺教師と女王選抜選』 : 夏休みを終えたフリーデスウィーデ女学院では、ドートリッシュ女学園との共同イベントルナ・リュミエール選抜戦が行われようとしていた。このためメリダとエリーゼ、その家庭教師達は、一ヶ月間邸宅を離れ学院での寮生活を送ることとなる。しかしクーファの報告に不信感を抱いた白夜騎兵団のブラック=マディアが侵入しメリダがマナに目覚めた理由を調べる。家庭教師達はその事態を認識し、マディアに手出しをさせないように警戒しつつ行動を起こしていたが、候補生発表の際にトラブル発生。フリーデスウィーデ側の候補生の名前が「アンジェル」に書き換えられてしまっていた。フリーデスウィーデ学院長であるシャーロット=ブラマンジェは2校の交友関係と騎士公爵家であるアンジェル家の尊厳の保護を優先し、急遽メリダとエリーゼを正式な候補生として出場させる。 : ドートリッシュ側も候補生を低学年の生徒に改め、「プリンス」と称される二年生のキーラ=エスパーダと竜騎士の血筋を繋ぐ一年生のサラシャ=シクザールが選ばれる。その後、学院内では様々な裏工作が行われる。第三の試練でメリダとエリーゼとの直接対決が実現。心で真剣に向き合おうとしたメリダがエリーゼを打ち倒し何年もの間蔓延り続けたメリダとエリーゼの間の不和も解消された。その直後マディアからの強襲を受け試練が荒らされてしまうが、メリダ達候補生らと遅れて駆け付けた家庭教師2人が事態を収束する。結果ルナには固定票の多いキーラが選ばれ、一ヶ月をかけて行われたルナ・リュミエール選抜戦は閉幕する。しかし、一連の騒動の裏でメリダのマナを解析していた魔騎士の血筋を繋ぐドートリッシュ女学園一年生のミュール=ラ・モールはメリダの階位が聖騎士ではないと突き止める。 ; 小説第3巻 『暗殺教師と運命法廷』 :クーファがメリダの家庭教師に就任してから半年が経過、学院では進級・卒業の季節がきていた。そんな全校集会の場でメリダとエリーゼは学院長から1年生でルナ・リュミエール候補生に選ばれたことを関係者に納得させるためビブリアゴート司書官認定試験の受験を提案される。しかし、返事をする前に全校集会の場にメリダの父親を名乗るピエロマスクの男が乱入し世間はメリダの出生の秘密を巡り騒然となる。そんな中、クーファは学院長から打診されたビブリアゴート司書官認定試験で合格することで世間に認めさせるように提案、メリダとエリーゼはビブリアゴート司書官認定試験を受けることになった。 :試験当日、迷宮に向かうメリダを見送るクーファだったが、メリダの父親フェルグス=アンジェルがやってきてメリダを退学させ連れ帰ることを宣言、反対するクーファは自分の覚悟を証明するために聖都親衛隊の精鋭三人との試合をすることになるが、その直後に黎明戯兵団から犯行予告が届いた。 :そのころ迷宮内部では集会での出来事を知る学院の関係者全員を消し去ろうとするモルドリュー卿の差し金で黎明戯兵団が昇降機を破壊、さらに革新派が使った魔導書により受験者達や教師陣が離れ離れになってしまう。受験者達を引き連れて最上階を目指していた学院長たちはクーファやジンの力添えにより侵入者を退け外部への避難に成功。学院のほうを襲っていた黎明戯兵団もマディアに倒される。 :一方、わけもわからず二人だけになったメリダとエリーゼはミュールとサラシャに遭遇し共に試験に合格する。しかし革新派だったミュールとサラシャによってメリダとエリーゼは革新派が用意した裁判所に閉じ込められる。合格証の収納本の記述からメリダの階位が侍であるという確実な情報を握った革新派たちに捲し立てられるが、亡き母親の名誉を守るため決して折れないメリダ。そこで、革新派の先導者であるセルジュ=シクザールは試練としてメリダをサラシャと戦わせる。位階やステータスの差をものともせずサラシャを倒すメリダの姿に、革新派にも本当にメリダがアンジェル騎士公爵家の娘ではないかと動揺が走り、セルジュは魔法書を発動させ、集会でメリダの父親を名乗ったピエロマスクの男ビジュー=ニーズを残し裁判所での出来事を取り消そうとするが、駆け付けたクーファがビジューを倒し四人の公爵家令嬢は救助される。事件後、セルジュはビジューを始末し今回の失敗をビジューが独断でメリダの父親を名乗り革新派を先導し自分がそれを暴いたということで処理、モルドリュー卿も言い逃れて黎明戯兵団とのつながりは証明されなかった。 :数日後、クーファは試験での混乱により延期を余儀なくされていたフェルグス率いる聖都親衛隊の精鋭との決闘を行う。ロゼッティの助けも受けてフェルグスと一対一の勝負に持ち込み、フェルグスがクーファが勝つように仕向け決闘は終わる。 ウィキペディア(Wikipedia) |