☆評価☆ | 名前/タイトル | 歌/曲 | 年代 |
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☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ | やがて君になる [アニメ:全13話] | hectopascal | 2018年 |
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ | やがて君になる [アニメ:全13話] | rise | 2018年 |
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ | やがて君になる [アニメ:全13話] | 君にふれて | 2018年 |
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ | やがて君になる [アニメ:全13話] | 好き、以外の言葉で | 2018年 |
やがて君になる |
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『やがて君になる』(やがてきみになる、)は、仲谷鳰による日本の漫画。略称は『やが君』。誰のことも特別に思えない少女と、自分自身のことが嫌いなために他人からの好意を受け入れられない少女の2人を軸とした百合 (ジャンル)|百合漫画である。 本作は仲谷の連載デビュー作であり、『月刊コミック電撃大王』(KADOKAWA)において、2015年6月号から2019年11月号まで連載された。単行本は全8巻。2019年11月時点で累計発行部数は100万部を突破している。2016年には本作コミックス3巻と、鍵空とみやきの『ハッピーシュガーライフ』(スクウェア・エニックス)4巻の発売を記念して合同フェアが開催された。 == あらすじ == 遠見東高校の1年生小糸侑は、誰かを特別に思う気持ちが理解できないという悩みを抱えていた。1学期のある日、侑は生徒会役員の七海燈子と知り合う。侑は燈子が多くの生徒から告白され、そのいずれにも心を動かされたことがないと知り彼女に悩みを打ち明ける。しかし、直後侑は燈子から突然告白をされる。侑は特別に思う気持ちは持てなかったが、燈子から「自分を好きにならないで欲しい」という条件で交際を始め、燈子からの一方的な好意を受けることになる。生徒会長選挙で侑は燈子の推薦責任者を引き受けるが、その中で燈子の本当の姿を見たことで侑は燈子が侑を好きになった理由を知る。その後侑の応援演説の成功もあり、燈子は生徒会長選挙で当選を果たす。 燈子と侑に加えて燈子の親友で副会長を務める佐伯沙弥香、生徒会の引継ぎの手伝いからそのまま生徒会に入った槙聖司、前生徒会長の久瀬の紹介で入ってきた堂島卓の5人で新生徒会はスタートする。代替わりした生徒会で会長に就任した燈子は、侑を含めた生徒会役員に対し、文化祭で生徒会による劇を行うことを提案する。生徒会による劇は、かつて燈子の姉も実施しようとしていたが、その途上で夭折していた。侑は当初劇を行う事に反対していたが、今の燈子が姉の姿を無理に演じている事を知り燈子を助けたいという思いから劇を行う事に賛成し、侑は作家志望の友人叶こよみに脚本の執筆を依頼する。侑と燈子の関係は続いていたが、侑の部屋での勉強や体育祭等を通じて無意識ではあるが侑の心境や態度に変化が表れてくる。 夏休み、生徒会役員はこよみの脚本を基に演劇合宿を行う。合宿中、燈子は演技指導として招かれていた生徒会OBの市ヶ谷から燈子のイメージとは違う姉の姿を聞かされ「君は姉とは似ていない」と言われる。姉と死別して以来、姉の人生をなぞろうと努めてきた燈子は市ヶ谷の言葉に動揺する。合宿後燈子は姉を演じる自分も自分自身も嫌いである事を侑に伝える。侑は自己否定をする燈子を変えたいと思い、こよみと協力して脚本の修正に取り組む。 2学期、生徒会は侑たちが修正した新しい脚本で劇に臨むが燈子は難色を示す。しかし侑がこれまでの燈子の姿を肯定した上で「自分を嫌いにならないで欲しい」との言葉に燈子は新しい脚本で取り組む決意をする。劇は成功に終わり、燈子は劇団に入団するなど「姉の代わりではない人生」を模索するようになる。一方で侑の中では燈子に対する想いが膨らんでおり、遂には燈子に告白するに至る。しかし燈子が発した「ごめん」の言葉から意味をはき違えた侑と燈子の間に溝が出来てしまい、お互いにわだかまりを残したままこれまでの二人の関係は終わりを告げる。 秋も深まり燈子達2年生は京都へ修学旅行に出発する。入学時より燈子に対し想いを秘めていた沙弥香は修学旅行で燈子に告白をする。燈子は沙弥香の想いを受け止めながらも、侑と過ごした時間を思い出し自分の気持ちに気付く。そして燈子は沙弥香に対し感謝しながらも、侑が好きなことを伝えて告白を断る。一方、侑は燈子との関係を知っていた槙に対し、燈子に告白したが断られ、特別な気持ちは持てなかったと伝える。しかし槙からは侑が既に特別な気持ちを持っており、結果を恐れて逃げているだけだと告げる。槙の言葉を受けた侑もこれまでの燈子との交際を思い出し、改めて本当の自分の気持ちに気付く。修学旅行の帰りの中、燈子は侑に会いたいとメールを送る。そして侑と燈子は自分の本当の気持ちを伝えるべく生徒会室へと向かう。 夜の生徒会室で侑と燈子は再会し、燈子は「好き」を怖がっていたこと、侑は自分で選ぼうとしなかったために「好き」を持てなかったことを相手に伝える。そして侑と燈子は互いに相手の事が「好き」だと告白し、本当の恋人になる。その後二人の交際は順調に続いていくが、日に日に相手への思いは強くなっていく。そして燈子の市民劇団での公演終了後、侑は燈子の家に泊まりたいとお願いし燈子も侑の願いを受け入れ、燈子の両親が旅行で不在の時、侑は燈子と一夜を過ごす。 数年後、大学生となった侑は卒業後も続いている生徒会劇を見るため遠見東高校の文化祭に向かう。かつての高校時代の友人達と再会し、プロの舞台俳優としての道を歩みだした燈子と合流して昔を思い出しながら観劇をする。燈子と侑の薬指には、指輪が見える。その帰路、侑と燈子は互いに将来についての悩みを打ち明けるが、燈子は「侑は何になってもいい」と言い、侑も「燈子が好きなものになればいい」と言い、二人が星を見ながら燈子の家に向かうところで物語の幕は閉じる。 ウィキペディア(Wikipedia) |