SERVAMP-サーヴァンプ- |
---|
『SERVAMP-サーヴァンプ-』(サーヴァンプ)は、田中ストライクによる日本の漫画作品。『月刊コミックジーン』(KADOKAWA)で、2011年7月号より2025年1月号まで連載。2022年8月時点でシリーズ累計発行部数は180万部を突破している。 == あらすじ == 「シンプル」がモットーの高校1年生・城田真昼は、ある日道端で1匹の黒猫を拾い「クロ」と名付ける。だが、その猫はサーヴァンプという、契約を交わした人間に飼われる専門の吸血鬼だった。契約によってクロの主人となってしまった真昼は、憂鬱の真祖椿とクロを含む7人兄弟との吸血鬼同士の争いに巻き込まれることになる。 真昼はその後色欲の真祖スノウリリイとその主人有栖院御園や、サーヴァンプ達の定例会にて暴食の真祖ワールドエンド、嫉妬の真祖''ジェジェ''、憤怒の真祖ザ・マザーと知り合う。 椿を倒すと意気込んだ矢先、真昼の親友である綿貫桜哉が椿の下位吸血鬼(サブクラス)と判明しベルキアやオトギリと共に真昼や応援に駆けつけた御園を襲撃する。真昼の感情によりクロは暴走するが、突如現れたジェジェにより食い止められ、その主人で御園の兄である有栖院御国と出会う。御国によって傲慢の真祖ヒュー・ザ・ダーク・アルジャーノンⅢ世やその主人千駄ヶ谷鉄と共に訓練をしてもらうが、C3が協力を要請するためにクロと共に捕らわれてしまうが、"大人"の論理で話す露木修平に対し、"子供"の理論でその場を突破する。 一方有栖院家では、御園にある記憶を隠していたことを利用され、リリイがオトギリにやられてしまった。自らの出生の秘密を知った御園は絶望するが、御国の部屋にあった実の母親から父・御門に宛てた手紙により自身が色欲ではなく愛から生まれたと知る。御園は自分を守ってくれた場所から出ていくことを決意し、リリィと共に再起を誓う。 後手になってしまっていることを悔やんで、真昼達が椿の下位吸血鬼を探していると、強欲の真相ロウレスとその主人リヒト・ジキルランド・轟に出会う。しかし、なぜかロウレスは真昼達には協力しようとしない。リヒトの貸し切りコンサートにて椿の下位吸血鬼に二人は襲われるが、ロウレスだけで殆ど倒し、現場に駆けつけたクロにレイピアの刃を向ける。最終的にリヒトとロウレスが戦いそうになるが、リヒトのマネージャーのクランツ・ローゼンと強欲の下位吸血鬼のギルデンスターンによりその場は収まる。また真昼は難を逃れた椿の下位吸血鬼ライラックを鉄の家の温泉旅館に連れて帰り、ライラックは軟禁状態に置かれる。しかし、バイトに行こうとしたロウレスを椿が襲い、またリヒトは椿の下位吸血鬼の一人、ヒガンに敗れ捕まってしまう。その際クロは黒い玉になり、また真昼のリードもその中に吸い込まれてしまう。 そのため色欲と傲慢で強欲救出作戦を立てるが、それは罠で椿によってヒューは力を失う。一方真昼は御国が営むあやしい骨董品店「The Land of Nod」を訪れ、そこにいた吸血鬼の研究者ヨハネス・ミーミル・ファウストゥスの助けを借りてクロの精神世界に入り込む。 そこで真昼はサーヴァンプ達を作った張本人である“あの人”をクロがたった一人で迷いながら殺したことを知る。そして迷うクロを助け、御園達の所にクロの本当の姿の黒い獅子に乗って現れる。一方ロウレスはリヒトと喧嘩になって自らの気持ちをぶつけるが、自らの過去に踏ん切りを付け、ヒガンを倒してどうにか脱出する。しかし、彼に仲間を殺されたライラックに契約の際に貰ったドッグタグを奪われ、椿に壊されて力を失う。 ウィキペディア(Wikipedia) |