橋本一子 |
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『Miles Away』(1999年)、続く『Miles Blend』(2001年)のピアノ・トリオのアルバムで、ジャズへの回帰志向が鮮明になる。その一方で、フジテレビジョン|フジテレビ系アニメーション『ラーゼフォン』(2002年1月-9月放映)のサウンドトラックを担当。エンディング・テーマ「夢の卵」を実妹の橋本まゆみ(現:橋本眞由己)と共に歌っている)に「歌や音楽と同じ『声』にも興味があるから、面白そう」と快諾する形でラーゼフォン#TOKYO JUPITER|神名麻弥役で声優としても出演、翌2003年の映画化作『ラーゼフォン 多元変奏曲』でも音楽・声優の双方をこなした。劇伴作曲家が声優としてメインキャストを演じるのは他に山本正之の例がある程度で、女性初であった。 CMでは、チワワのくぅ〜ちゃんが人気を博した消費者金融アイフルのピアノ・ソロ曲(最初期の「ペット編」「ペアルック編」ほか一編)が話題となった。以前は日産自動車のU13型日産・ブルーバード|ブルーバード(発売初期)のCMソング「はるかな想い」も担当していた。 2005年には名古屋での2005年日本国際博覧会|愛・地球博会場で上演された手塚眞プロデュースのダンス・オペラ『UZME』の音楽を監督。 2006年3月には『ラーゼフォン』以来の新作『Ub-X(ユビークス)』をリリース。カネボウ化粧品|カネボウのCM曲(アルバム所収の「凛」の原曲)を『Miles Away』、『Miles Blend』で競演の井野信義 (b)、藤本敦夫 (ds) と再び組んで演奏した事から発展させ、3者対等のポリグルーヴを基調に新しいサウンドを世に問う。5月下旬にかけて海外での活動も視野に入れてのドイツへの小ツアー(ケルン、デュッセルドルフ、ベルリンの3都市)が行われた。同年11、12月の関東以西各地での国内ライブの後、Ub-Xとして2枚目のアルバム『Vega』を制作、翌4月にリリースした。 2007年7月にはゲスト出演を契機にFM放送のラジオパーソナリティを経験し、9月には菊地成孔とも競演(Ub-X meets 菊地成孔)の他、以降も東京近辺を中心にUb-Xおよび単独でのライブ活動を継続中。再評価の機運も高まり旧譜の再発も進む。 2016年、日本のポピュラー音楽界初のコモンレーベル"S&Lミュージック"に『najanaja』として登録参加。 2021年7月21日、12年ぶりのソロ・アルバム『view』を発表する。 ウィキペディア(Wikipedia) |